「これからトレーニングに挑戦したい！」とスタジオに来てくださる方に、始めようと思った理由を聞いてみると、7割くらいの方は「ダイエット」と答えます。
ダイエットと言っても、「体重を〇キロにしたい」など、「やせたい」という、いわゆる「やせ願望」がほとんど。
もちろん、体重が増えると身体が重かったり体調が整わなかったりすることもあり、増えすぎている場合の減量は健康にとって非常に大切な意味を持ちます。
しかし、ほとんどの「やせたい」は美意識からきているように感じます。みなさんは自分の「やせたい」という気持ちがどこからきているかを考えたことはありますか？

まずは、「自分が思う、自分自身の理想の美しい姿」を定義してみてください。芸能人やモデルのような細さにならなければ美しくないのでしょうか？もしくは、その細さになれば必ず美しいのでしょうか。世間が作った美の基準に、無意識に当てはめていたところはないでしょうか。

実は、その「世間」ではもうすでに、細い=美しい」の概念は古いものとされつつあります。

ありのままの自分の姿をポジティブに受け入れ、発信するモデルが国内外に多数存在しているのですが、ご存知ですか？「プラスサイズモデル」と呼ばれています。
その体型は怠惰な生活の結果ではありません。ヘルシーとハッピーの基準を自分自身でしっかり設け、自分らしさとおしゃれの両立ができる体型を自分自身で定義した結果なのです。やせるために我慢することを美しさと定義していない人々が、自分の美しさや魅力を発信し、受け入れられる時代になっているのです。

ただ、自分にとってのコンプレックスをあきらめて受け入れるということはヘルシーではないですよね。「〇キロおとしたい、やせたい」という願望はもうすこしその中身を掘り下げて根源を理解してあげる必要がありますが、「この部位を引き締めたい」「パンツをかっこよく履けるようになりたい」など、理想の自分に近づくための努力は素晴らしいことです。自分の好きな自分にちかづくためのボディメイクは、心身ともにヘルシーにしてくれますよ。

あなたが理想の姿になるために「二の腕に引き締め」や「ヒップアップ」などの目標があるなら、トレーニングで効率よく身体をつくっていきましょう！
どんなお手伝いでもさせていただくので、いつでもご相談くださいね。

あしたの自分を、今日より好きになれますように！