ダイエットがなかなかうまくいかない…カロリーも気をつけてるし甘いものも食べないようにしてるのに…

そんな方は「塩分太り」の可能性があります

さて、なぜ塩分の取りすぎで太るのでしょうか？

理由①むくみ
塩分を多く摂ると、喉が渇きますよね？
細胞が体内の塩分濃度を均一に保とうと、無意識の行動として水分を摂ります。

摂取した水分は尿や汗として体外に排出されますが、出し切れなかった水分はそのまま体内に蓄積され細胞と細胞の間に入り込み『むくみ』となるのです。

『むくみ』は毛細血管やリンパ管を圧迫します。

すると血液は滞り、老廃物も排出されず脂肪細胞とくっついてセルライトになるのです。

セルライトは通常の脂肪よりも落ちづらくダイエットだけでは除去することは出来ません。

リンパ管には酸素や栄養素を運ぶ役割のほかに、老廃物を回収するという大切な働きがあります。

リンパ管の流れが悪くなることにより、老廃物や余分な水分を溜め込み代謝の悪いカラダになります。

『むくみ』は足だけと思っていませんか⁉︎顔や腕、背中にもむくみは出るんです

理由②食欲が増す

塩辛い食べ物は水分だけではなく、ついご飯が進み食べ過ぎてしまいます。

これは水分の取りすぎと同じで、カラダの塩分濃度が上がるとそれを薄めるために胃の消化液の分泌が盛んになるのです。

食欲が増すということは、やはりカロリーオーバーで太りやすくなります

理由③便秘

便秘の理由の1つとして腸の筋力の低下があります。

細胞の中にはカリウムとナトリウムが存在しますが『ブラザーイオン』と呼ばれ、お互いがバランスを保ちながら筋肉の調整をおこないます。

その為、塩分を過剰に摂ることで2つのバランスが崩れ腸の筋力低下につながります。

すると腸の収縮が上手くいかず便秘になるのです。

便秘は脂肪・毒素を溜め込み、カラダの代謝を下げ肌荒れを引き起こすので、美容にもダイエットにも悪影響です

塩分、水分ともにカラダにもちろん必要なものです。

ですが、日本人の食生活の塩分摂取量は多いので、ぜひ気をつけてみて頂きたいで

特に塩分が多い食べ物はこちら

⚫︎ノンオイルドレッシング⚫︎スナック菓子⚫︎加工食品⚫︎ラーメンスープ

塩分を多く摂ってしまう方はぜひお食事にカリウムの含まれている食材を食べてください

カリウムが多く含まれている食品
⚫︎干し柿⚫︎アボガド⚫︎バナナ⚫︎モロヘイヤ⚫︎枝豆⚫︎海藻類⚫︎スイカ⚫︎キノコ類
などです

また薬味や香辛料、レモン・お酢を使うと塩分を減らすことが出来ます

せっかく食事を気をつけても、塩分で太ってしまったら勿体無いですよね

ぜひ『塩分の量』を気にしてみてください